生産者が語るお米つくりへのこだわり
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今までお米を売り始めてからお世話になってきたお客様に安全でおいしいお米を食べてほしい
数年前から毎月、山形県から東京の町田市(嫁さんの実家)までワゴン車で行ってお米の配達を続けています。 始めたころは少しの件数でしたが、たくさんの方々のご協力で今は150軒くらいのお客様にお米を買っていただけるようになりました。 一人ひとりのお客様と直接お話をしながら、毎月の田んぼの状況を写真にしてお米と一緒にお届けしています。
春の種まきから秋の収穫まで、お米を食べていただくお客様の顔を思い浮かべながら作っています。 以前に供出していた頃はこんなことは考えもせず収量さえあればいいという考えで、味や食べていただく消費者の事など考えたこともありませんでした。 しかし実際、手渡しでお米を買っていただくというのはすごく大変です。何といっても味の評価が、直接自分に返ってくるからです。 おいしくないものは買っていただけないし、おいしくないものは紹介していただけない、とてもシビアな世界でした。ですから絶対においしいものをつくらなければいけないと思うようになってきました。
そのような中、七福会のメンバーに入れていただき、米作り名人の遠藤五一さんに指導を受けながら勉強させていただくようになってからは、 年々味の評価があがってきました。 今年は配達に行くと「おいしい、おいしい」という声をいただき、今日もわざわざ町田のお客様から、 「今回配達してもらったお米を食べてみたらすごくおいしかった」という電話をもらい1年間頑張ってよかったと感激しました。
自分のお米作りのこだわりは、やはり今まで何年も応援してくださったお客様への恩返しだと思っています。 今後も益々安全で美味しいお米作りをしていきます。 -